『革製品で、あなたの幸せをお手伝い』
これがハオの経営理念。
それを確信できる日でもありました。
朝、開店早々、奥様へのクリスマスプレゼントにとハンドバッグを購入された年配男性。
若いご夫婦ならクリスマスプレゼントする事は珍しく無い。
ところが結婚年数を何十年と重ねていくと、次第に遠ざかってしまう。
なので、その男性の優しさに、私の感想を申し上げました。
男性の返答は、
「これは自己満足や。買ってやったと思うと自分が嬉しい」
こうも言われた、
「自分の物を買うより、女房の物を買う方が、ずっと嬉しい」
その時のお顔が優しさで溢れる穏やかな表情でした。
きっと素晴らしい奥様でいらっしゃるのでしょう。
私も感動で喜びが溢れました。
夕刻、また年配男性のお客様。
「今日が娘の誕生日やった。うっかりプレゼントを買うのを忘れとった。」
色々と品定めをされた結果、名刺入れを選ばれました。
最初は、何が良いか中々決められませんでした。
娘様に電話するも、話ができませんでした。
それで私がお仕事をなさっているお嬢様ですか?
とお尋ねしました。
お嬢様はヨガのインストラクターをなさっているとのこと。
そこで名刺入れをお勧めしました。
私自身の経験から、名刺入れは複数有ると重宝します。
女性はバッグを複数持ちます。
TPOに合わせてバッグを持ち変えます。
その時、うっかり名刺入れの入れ替えを忘れることがあります。
働く女性は(男性もですが)外出先で名刺が重要な役割をします。
決して忘れてはならない物です。
人によっては、複数の名刺をお持ちの方もいらっしゃいます。
名刺入れも複数有ると助かります。
ですからプレゼントには最適です。
選ばれた名刺入れに、プレゼント用のラッピングとリボンを付けますか?
と申し上げたところ「要らん、恥ずかしい。」と。
照れるお父様が、なんだか温かくて私の心も温かくなりました。
『幸せのお手伝い』ができて「幸せ」でした
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