自分で手縫い商品を作りながら思います。
通常ハオ製品に付けている、弊店を証明するグッズ。
今は自分の作品に、これを付ける自信が有りません。
過去に、あるお客様から言われました。
「商品に自社を記名することは、自信を持った商品でしょう。」
「ヘンなものに自社マークは付けれないはず。」
その時はそのお言葉に、嬉しくて感動しました。
堂々と『これぞハオの商品!!』と胸を張れました。
現時点では、自分制作商品はお値段で勘弁願うとして、早くハオの証明を付けられる技術を得たい。
商品制作を体験してみると、想定外の連続です。
一口にクロコダイルと言っても、革の種類によって性質がまるで違います。
同じ1枚の革でも部位によって性質がまた違います。
縫っているだけで、そこから割れてしまう革あり。
買われた人が長期のご使用に耐えるようにと考えると、曲げる方向や革本来の模様、形状の向きなどを考えなければなりません。
途中でデザイン変更にならざる時も沢山あります。
改めて、バッグや財布をここまで立派に造ってくれている職人さんに尊敬と感謝です。
正直、神技だと思います。
私はと言いますと、縫い針で手の傷が絶えないようでは、まだまだですね。
しかし、この手の傷は誰でも通る道。
と自己評価しております。オホホ…( ´艸`)