高級革は革の値打ちだけでもブランドになります。
では、その高級革の値打ちをどう表現するのがベストか?
製品に作り上げる時、
①革としての価値を優先する。
②使う上での便利さを優先する。
①の場合
A、革の価値は、なんと言っても1枚革であること。
B、その動物の特徴が如実に表現されていること。
特に貴重な革ほど、それが揺ぎ無い値打ちです。
細かい革を縫い合わせて作った作品は、革本来の価値が損なわれてしまいます。
ですが②の使い勝っ手の良さが生まれます。
②の商品を作る時、細かい革を縫い合わせるだけの場合もありますが、ポケットとして表現したり、縫い合わせた縫い目の上にベルトなどを縫い付けると、それがデザインとなって面白味が出ます。
細かい革は、わざわざ細かくはしません。
多くの場合、1枚革の商品を作った後の残った革です。
あるいは、同じ商品を大量に作る場合、革の量に対して効率良く商品数を作る手段として用いる術です。
②は革本来の魅力を追求される方にはご満足頂けませんが、少し高級革を楽しみたいけど、便利さは必須条件という方には喜んで頂ける商品です。
内ポケットの他に、外側にも複数個のポケットが有ると確かに便利ですわね。
写真の商品は①でありながら、②の条件も備えて、両方を兼ねた逸品です。
詳細⇒https://is.gd/XidEUV