革アイテムは、使うための物。
使ってこそ価値が有ります。
当然のこと、使うと必ず傷みます。
傷んだまま使い続けると、だんだん傷みが激しくなり、時には修復不可能になります。
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使い方、お使いになる頻度にもよりますが、数年に1度、専門店へメンテナンスに出される事をお勧めします。
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今回新たにお預かりしたバッグです。
一番傷む部分は、角、端、です。
これは革の表面が、使用中の摩擦により擦り切れてしまったのです。
酷くならない内に、専門店へメンテナンスに出して下さい。
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持ち手の作り替えも依頼されました。
このまま、まだ使えますが、お客様は丸ごと新しくなさりたいとの希望。
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これはオーストリッチ(駝鳥革)のメンズバッグです。
9年前にお買上頂いたバッグです。
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一見どこにでもあるバッグに思われるかもしれませんが、ハオでデザインしたバッグです。
愛着があるだけに、再会できて感動しています。
「お帰りなさぁ~い!」と、そんな気持ちです♡
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このバッグの特徴は、縦横のバランス、丸み等と、後ろ面からカブセ先端まで、つなぎ目の無い一枚革で、しかもフルポイントで贅沢に造りました。
外側にポケットを付けると、立派過ぎる革の値が落ちますので、外ポケット無しです。
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このバッグ、令和2年に1度メンテナンスを承りました。
それから5年ぶりの再会です。
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お時間を頂きますが、見違えるほど綺麗に生まれ変わって、お客様であるオーナー様にお返しします。
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お預かりするためお客様から受け取る時、その方が仰った言葉で、このバッグに対する愛情が伝わって来て、非情に嬉しく思いました。
「立派なバッグだから、お金をかけても大切に使いたい」
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