費用対効果

ハオ店舗にいらっしゃったお客様に、普通は私の方から私語を慎んでいます。
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ですが、ご来店が数回ものお客様になると、お互いに世間話にもなります。
それで、あるお客様に「どこでハオを知って下さったのですか？」と聞きました。
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すると、テレビコマーシャルで知って下さったのだと言う。
ええ～ぇぇぇ～！！
当店がテレビコマーシャルをしていたのは20年前。
確か１年半ぐらい続けていました。
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そんな一昔前の、いや二昔前のコマーシャルを覚えて下さっていたのだ。
そう言えば、他にも20年前のテレビコマーシャルを観て、ご来店下さったお客様が何人もいらっしゃいました。
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驚きです！！！
20年間も人の記憶に残っているのですね。
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当時はCM費用が今の数倍していて、その金額で上がる売上が数分の１で、銀行さんから散々嫌味を言われ、CMを止めたのでした。
今、思うとテレビコマーシャルは弊店の場合、確かに即効性が有りませんでした。
費用の垂れ流しだと銀行さんから指導されました。
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ところが20年も経過した現在も、人の記憶に残っているのなら、あの時やって良かったのでは。
即効性が無かったのは、ハオの商材が日常品では無いからだったのです。
だからテレビコマーシャルを観ても殆どの人は、その時は必要の無い店だったのです。
必要になった時、思い出して来て下さるのですね。

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20年前に払ったCM費用が、数十年先まで効果をもたらしたのは、紛れもなく凄い有難いことです。
当時は想像もしていなかったですから。
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