良いものを末長く使う

昨日、ハオ店舗に財布を選びにお見えになった２組のお客様。
もちろん別々の時間にいらっしゃいました。

最初にいらっしゃったお客様は、財布は１年経ったら買い換えるものだと言われる。
その理由は、財布のパワーが１年で切れるそうです。
なので毎年新調するから、高価な財布は勿体無いとおっしゃる。

数時間後に２組目のお客様がご来店。
今度は、財布は３年毎に換えるものだとおっしゃる。
なのに今お使いの財布を拝見すると、クロコダイルですが表面が擦り切れて、中の芯が見える状態です。
普通の使い方をしていて、３年で革表面が擦り切れることはありません。
５年以上使っていても表面が擦り切れることはありません。
私自身もそうですし、お買い上げになったお客様からも、そんな話は聞いたことがありません。
恐らく、もっともっと長期間使われたお財布だと思いました。

しかし、ほぉ～～～人によって、おっしゃることが違う。
最初のお客様の毎年買い換えるのだと、普通は立派な財布を買わない。
毎年お手ごろな財布を求める。
それだと何年経っても進歩も夢もありません。

私がお勧めするのは、思い切り立派な財布をお求めになり、長ぁ～～～く大切に使う事です。
理由は、多くの人は財布が立派なほど丁寧に扱います。
そして立派さに感動が生まれます。
その事によって気持ちが素敵な方向に変化していきます。
お金も丁寧に扱うようになります。
生活内容も少しづつ変化します。

３年毎に買い換えると言われたお客様は、そこそこ良い財布を望まれて来られたのですが、立派な商品には思い切れない。
それは３年後も現在と同じ生活レベルだと決めてかかっているからなんです。
人は成長する生き物です。
今、清水の舞台から飛び降りる思いでも、同じことが３年後には何でもないかもしれません。

財布こそ自分をレベルアップさせてくれるアイティムだと思います。
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