高級革の主なものに、パイソンがあります。
パイソンの意味は他にも有りますが、革業界では蛇の革です。
蛇なのにスネークとは言いません。
ギリシャ神話に登場する巨大な神蛇「ピュトン」の名前に由来するらしいです。
個性的な斑紋やウロコ模様をもつパイソンは、革ファッションには欠かせない素材の1つです。
必ずと言ってよいほど、お客様に質問されるのは「使用中にウロコが取れませんか?」です。
ウロコは1枚の革でつながっています。金属やガラスを使わないと取れません。
ハオの商品で、実際にウロコが取れたと修理に持って来られた人は、20年間で、針金で引っ掛けた人の1件だけです。
↓この革の表情が独特でファッショナブルす。
真ん中の大きなウロコは、お腹の真ん中に1列有るジャバラです。
蛇は、これで移動してたのですから、直ぐ取れる程もろくないです。
↓お財布の内側までパイソンでも、長年のお札やカードの出し入れに、もちろん耐えれます。
↑一旦、模様を脱色して消します。その後、染色します。手触りがシットリ柔らかです。
↓こちらは、パイソン独自の綺麗な背中の模様を活かしてあります。
パイソンなら絶対に、この模様入りを!!と根強いファンが男女を問わずいらっしゃいます。
蛇はお金の神様と昔から崇められています。
当然、お財布の需要が多いです。
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