ブランドに誇りを持ちたい

.
これは、今ご注文を頂いているバッグに付ける当社ハオのエンブレムです。
バッグ１個に、この数。
これでもかーーーっ！と言う数のHAO。
ご依頼主の希望で付けさせて頂きます。
とっても有難いですし、私ども元気が出ます。
.
と、同時に、このエンブレムに責任を持たねばと、気を引き締めています。
.

ハオブランドが生まれて19年。
全く無名だった当ブランドが、10年経過した頃から少しづつ可愛がって頂けるようになりました。
この先も、誇りを持てるブランドに育てたいと思っています。
.
.
当社ブランドの金属エンブレムは、立ち上げ当初からシルバーカラーです。
ゴールドは華やかで良いのですが、長年の使用で変色する事があるので、シルバーカラーを選びました。
.
ところが、お客様からゴールドのHAOエンブレムを希望される時があります。
申し訳ないですが、それにお応え出来ません。
.
.

ハオでは一流の熟練職人さんに仕事をしてもらっています。
若い時から親方につき、クロコダイル製品専門に修行して来た職人さん達です。
日本で造ること限定です。
もちろん完全手造りです。
.
すると当然工賃は、それなりに高いです。
同じ手作りでも、牛革製品や合皮製品など、何でも作る職人さんとでは工賃が３倍は高いです。
お客様の中には「そんな上等な職人に造ってもらわなくても良い」と、工賃の安い方を望まれる方がいらっしゃいます。
なのにハオのエンブレムを付けるよう指示される。
.
どうか、それだけはご勘弁願います。
ハオブランドにするならば、最高の革を使って最高の技術でなければ、せっかく築いて来たブランド価値が崩れます。
.
昨日も、そんなお客様がいらっしゃいました。
プレゼント品だから、ハオのエンブレムを付けてやりたいと。
でも、プレゼントに予算があるからと、上等で無い職人でとおっしゃる。
申し訳ございませんが、キッパリとお断りしました。
.
どうか、その点ご理解ねがいます。

.
.