パイソンとはニシキヘビの革のこと。
ヘビは英語でスネーク。
固体から剥いだ時は「皮」です。
なめし加工をして「革」になります。
スネークが革になると商業界では「パイソン」と言います。
ヘビはお金の神様とか言いながら、結構恐れられ嫌われています。
私自身もハッキリ言って生きているヘビは嫌です。
強烈に恐いのです。
どんなに小さくても恐いのです。
ですが「革」は好きです。
革になったら商品として見ますから。
他には真似のできない特徴が満載で、それは実に神秘的です。
だから、パイソンほどイミテーションを作り難い革は無いでしょう。
どんなに作り方を工夫しても、偽者だと一目瞭然です。
今、パイソンでバッグを造りたいお客様と打ち合わせ中です。
とっても優しそうな女性です。
彼女は、どうしてもパイソンに拘ってます。
パイソンのお財布を買われるお客様も女性が多いです。
嫌われ者のヘビと取る人。
魅力いっぱいの革と憧れる人。
ヘビほど両極端な革は無いですね。
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