アナログ人には勝てない

クロコダイル、オーストリッチを代表とする高級革製品の製造工程は遠い昔も今も変わりません。
匠の技に現代風進化なんてありません。

コンピューターを駆使して、生産量とスピードアップを遂げているのは、工場で大量生産する牛革、人工皮革製品などです。

ハオの商品は日本人が国内で手造りしています。
その職人さんを厳選しております。

私の目が納得する腕の職人さんが減って、非常に厳しい状況です。
過去に頼っていた職人さん達が、次々と高齢で仕事が出来なくなったり、亡くなったり。

日本で高レベルの腕を持つ職人さんが、現在何人いらっしゃるのでしょうか?
牛革の職人さんと違って、技術が高度なため、若い人がその域まで育たないのです。

極々少数しか居なくなった貴重な職人さん。
その人達は若い時から自分の仕事場で、コツコツ造っていらっしゃいます。
殆どは高齢です。

何が言いたいのかと申しますと、どの優秀な職人さんもアナログ人なのです。
メールすらNG!!
SNSの世界とは全く無縁の人が当たり前。

だから、細部にわたるニュアンスを電話とFAX、手紙で説明しなければなりません。
これがチョー大変なのです。
材料が破格な高級革だけに、間違って受け取られては泣くに泣けません。

近くなら、こちらから出向いて指示詳細を伝えられます。
ですが近県内に、私が満足できる職人さんは1人も居ません。
遠く離れた地にいる職人さんばかりだから、伝えることに半端なく時間がかかります。

なにしろ、こちらもアナログ人になるしか無いのです。
例えば、車の運転をできない人と出掛ける時は、運転のできる方が迎えに行ってあげて、自分の車に乗せてあげる。
「出来ない人」をカバーするのが当たり前ですよね。

つい先日、バッグの金具製造会社へ発注しました。
一言バッグの金具と言っても、気の遠くなるほど種類が有ります。
欲しい金具の写真をメールに添付して送信。
1時間後、先方から価格と発送手段を書いた返信メールがあり、翌日には注文した金具が到着。

まぁ~~~~なんと便利な!
過去の時代から、一気に現代に来た気がしました。
文明の利器の有り難さを感じました。

アナログ人の凄腕職人さんが作った素晴らしい商品
詳細⇒https://is.gd/OXD7lv

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