人気のある本物には、必ずと言っていいほど模倣品が生まれる。
多くの場合、本物は材料に限りがある。
なので希少性が大きく、価格が高額になる。
それで誰でもが買えるイミテーションを作る業者が現れる。
模倣品は人工だから大量生産ができる。
材料に希少価値が無いので安価で販売できる。
我々から思うと、それを「にせもの」と言う。
驚いたのは、その、にせものが、そんなブランドだと知った。
クロコダイル革の斑模様を真似た模様を描いてバッグや財布を作る。
ブランド名は伏せますが、そんなブランドがあるらしい。
じゃ『ブランド』って、いったい何なの?
ブランドの概念が崩れた感が拭い去れません。
法律的には違反ではないでしょうけど。
次々と知恵のある人は考え出すものですね。
驚いたと同時に、それって消費者の錯覚を狙ってませんか?
ブランド物だからとイミテーションに無理やり価値を付けて、実際以上に高額で販売する。
この発想に「なんでも有り」感が拭えない。
感動は本物からしか生まれません。